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診断vs.ラベル付け

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リーダーシップというトピックについて議論する際に決まって浮上する二つの用語があります。「一貫性」と「柔軟性」です。

  • 優れたリーダーは信頼でき、頼りになり、一貫性があります。彼/彼女らがどこから来たのか、何をもくろんでいるのかとあれこれ考える必要はまったくありません
  • 優れたリーダーは柔軟性があります。彼/彼女らは、処遇する部下や直面している状況に応じて、自分のアプローチを調整したり適応させたりします

それらの宣言を少し紐解くと、それらが非常にうまく整合していることが分かります。

  • 優れたリーダーは典型的に以下の二つの目標によって動かされています。
    • 成功:彼/彼女らは「execution animal(猛烈な実行者)」なのであり、目標を愛しています。それ以上に、難易度の高い目標を愛しています。有意義で、違いを生み出し、周知の水準を引き上げる、価値のある、具体的な目的を達成することを生きがいにしています
    • エンゲージメント:彼/彼女らは他者に関心を持ち、コミットしており、信頼を獲得します。目標を達成することまたは目的を果たすことに必然的に組み込まれている長い旅路を自分自身に「受け入れさせて」います

この点に関して、優れたリーダーは、パフォーマンスに対する期待を満たすかそれを上回り、一緒に働く部下を最優先に考えると一貫して期待することができます。彼/彼女らは常に、それらの目的の達成にあたって、誠実で客観的なフィードバックを周囲の人々に提供します。また、優れたリーダーは、自分が行うかもしれない最も一貫性のないことが、全員を同じように扱うことであることを積極的に認識しています。柔軟性が鍵となります。新しい一連のスキルを初めて習得しているところで、それにワクワクしている部下は、寝ていてもその仕事を遂行できるような部下とは大きく異なります。

では、優れたリーダーは、いつ何をすべきかをどのようにして知るのでしょうか?彼/彼女らは自己の診断スキルを発達させ、それに磨きをかけます。優れたリーダーは思慮深い人です。彼/彼女らは行動する前に考えます(時にはかなり深く考えます)。状況対応リーダーシップの文脈では、彼/彼女らは、なすべきタスクを明確にし、それを遂行する部下の能力(タスクに関する知識、経験、スキル)と意欲(タスクに関する自信、コミットメント、モチベーション)を客観的に評価します。その評価によって、彼/彼女らのアプローチが決まります。(権限を与えること?協働すること?体系?)それがなんとなく簡単そうに聞こえるかもしれませんが、そうではないことを私に断言させてください。

「客観性」は論理に基づく用語ですが、バイアスの挑戦を受けます。私たちのほとんどが、自分のバイアスを明確にし、認識し、打ち消すことよりも、自分自身が認識している客観性を守ることにはるかに多くの努力をしています。その現実は、自分のアプローチを正当化しようとして、衝動的に「部下を箱に入れる」マネージャーによって顕在化することがあります。例えば、

  • Janiceはハイレベルのタスク遂行者(つまり、「能力が高く、意欲的」)です。だから、私はJaniceに権限を与えるのです
  • Sheilaは低レベルのタスク遂行者(つまり、「能力が低く、意欲的でない」)です。だから、私は鷹のように彼女を見つめる必要があるのです

記録に関して、Janiceは「能力が高く、意欲的」ではありません。私たちがJaniceに何をすることを求めるかにすべて依存します。Sheilaについても同様です。部下は枠にはまりません!部下のパフォーマンス・レディネスのレベルは、完遂する責任を負うタスクに応じて異なります。そのため、JaniceとSheilaの両者をタスクごとに客観的に評価する必要があります。そして、そこには、診断の能力を定義する入念なプロセスと、ラベル付けにおいて具体化されるリーダーの義務の無責任な放棄との違いがあります。

実践課題

  • 次のスケールを使用して、あなたの「客観的診断スキル」を1~10の10段階で評価してください(1=低、5=中程度、10=高)。
  • あなたの自己評価を信頼できるリーダーシップ・メンターと共有し、彼/彼女に次のことを依頼/質問してください
    • あなたの自己評価に関するフィードバック
    • リーダーシップ・メンターが影響を与える部下の、当人が遂行するタスクに関するパフォーマンス・ニーズを客観的に評価するためにリーダーシップ・メンターが実行していること